ツルだけじゃない鳥の部屋

参考文献

大西敏一、五百澤日丸、真木広造『日本の野鳥650』(平凡社)

高野伸二『フィールドガイド 日本の野鳥』(日本野鳥の会)

Terry Stevenson, John Fanshawe "Birds of East Africa" (Princeton University Press)

Richard Grimmett, Carol Inskipp and Tim Inskipp "Birds of India" Princeton University Press
スズメ目


カラス科


カケス
学名:Garrulus glandarius
英名:Jay
体長:33cm

英名の通り「ジェーイ」と鳴く。青い部分があり、けっこうきれい。


オナガ
学名:Cyanopica cyana
英名:Azure-winged Magpie      
体長:37cm

関東名物。青い鳥で、ちょっときれいですが、声は悪い(グェーイ、あるいはジェーイと聞こえます)。カラスの仲間です・・・英名のmagpieは「カササギ」であり、ちなみにカササギもカラスの仲間です。


カササギ
学名:Pica pica
英名:Magpie, Black-billed Magpie
体長:45cm

カラスの仲間だが瑞鳥。日本ではピンポイントで佐賀に分布しています。


ホシガラス
学名:Nucifraga caryocatactes
英名:Nutcracker
体長:34.5cm

高山の鳥ゆえ、見かけるのは登山中。望遠レンズを持っていないことが多く、撮影は困難。


ミヤマガラス
学名:Corvus frugilegus
英名:Rook      
体長:47cm

ちょっと小さめのカラス。くちばしの根元が白っぽい、と説明されますが、くちばし全体が白っぽく見えます。鹿児島県出水市にツルを見に行くと、よく見られます。


コクマルガラス
学名:Corvus dauuricus
英名: Daurian Jackdaw
体長:33cm

白黒模様が特徴的な小さなカラス。


ハシボソガラス
学名:Corvus corone
英名:Carrion Crow
体長:50cm

ハシブトガラスより小さく、鳴き声が「ガーガー」とにごっています。おでこが出っ張っていない・・・など、種の判別のポイントがありますが、これらの区別ができるようになっても、いまいちうれしさが感じられないのが悲しい。ハシブトガラスよりは「自然派」。


ハシブトガラス
学名:Corvus macrorhynchos 
英名:Jungle Crow            
体長:56.5cm

いわゆるカラス。とくに都会で見られるのは、たいていこれ。よく見ると、からだは真っ黒ではありません。


ムナジロガラス
学名:Corvus albus
英名:Pied Crow            
体長:46cm

体の一部が白いカラス。


イエガラス
学名:Corvus splendens
英名: House Crow
体長:40cm

インド在住中に普通に見られた種ですが、撮影をしていませんでした。スルタンプールで撮影。